YUIEのすゝめ私の推しSTYLE!
からならの木
植物を育てるのが楽しくなる、“YUIE BOTANICAL=規格住宅”は人と植物が暮らしやすい理想の家
1995年から店舗を構える植物の名店「からならの木」代表、寺井通浩さんに聞く「もしもここに住んでみたら?!」植物のプロフェッショナルに、“YUIE BOTANICAL=規格住宅”にマッチする植物など聞いてみました。
家の中の陽当たり具合で、植物を選ぶ楽しさは広がる
基本的に陽当たりが良い窓辺、外光が窓から入る場所は、レースのカーテンなどを使って遮光を調整できれば基本的には樹種は問わず好きな植物を置いてかまいません。陽当たりが良ければそれで良いわけではないし、陽当たりの強弱(直接なのか、やんわりめなのか)で、植物がその場所に向いている、向いてないがありますね。直射日光を好まないシダ系はあまりおすすめできませんが、陽当たりを調整できる環境を作ってお好みの植物を選ぶのが、育てていくにも大事ですね!
「YUIEに住む」そして家のテーマを決めて植物を選んでみては?
家の雰囲気をナチュラルな感じにしたい、リゾート風にしたいなど、家主さんのこだわりやテーマがあると思うんですよ。キッチン、お風呂、トイレ、洗面のデザインやカラーも考慮してインテリアを選ばれると思うので、家主さんのテーマをベースに、植物選びをされるのがいいのではないでしょうか。
例えば、南国系の雰囲気したいのであれば、植物も南国系の植物。テーマがあって、家全体とその部屋のエリアや場所の広さ、天井の高さ、そしてもちろん日当たりや風通しなども考慮して選ぶことをおすすめします。
YUIEの間取りだと、リビングが吹き抜けになっていて陽当たりも風通しもいいですよね。天井も高いリビングには、背の高い植物をシンボルにし、中くらいの高さのもの、小さいもの、植物の大きさや高さを活かした“大中小のコーディネート”をするのが、部屋の中のバランスも保たれディスプレイとしても映える、これを提案したいですね。
テーマに沿った“大中小のコーディネート”
テーマが「ナチュラル」な家の場合、大にシェフレラ(大き目の枝振り良いもの)、エバーフレッシュ中に、ポリシャス、シルクジャスミン、小にアグラオネマ、シダがおすすめのコーディネートです。
テーマが「南国」の家の場合は、大にストレリチア・オーガスタ、パラオドラセナ、中にストレリチア・レギネ、ツピタンサス、小にクロトン、カラテアあたりがコーディネートしやすいですね。
そして、植物合う鉢もいろんな種類があります。家や部屋のテーマに合わせて、鉢も選ぶと部屋全体がよりオシャレになりますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
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考え抜かれた間取り◎!
YUIEは、植物が間違いなく育てやすい家ですよね。設計の段階から、ストックルーム、テラス、ルーバー床、フラワーボックスと考え抜かれているので植物と生活する想像ができます。一番のポイントは光の入り具合ですが、陽当たりと風通しが良い家になっている設計なので植物は病気なく元気に育つ環境ですね。また、植物用の作業スペース(ストックルーム)が確保されているのは嬉しいポイントですね!シャベルや鉢など、育てるために必要な道具なども管理しやすいと思います。
世界観が統一されるリビング+テラス
中庭式で床材が外(テラス)と、中(リビング)が同じタイルだと、世界観が統一されて繋がりができるのは、とても良いですね。床が同じだと、視界に入る広さも感じられると思います。
そこで重要なのは、植物の樹種をわけることです。外は外気が当たるので、通年外でも大丈夫な植物がいいですね。
例えば、ツピタンサス、シェフレラ、シルクジャスミン、ストレリチア・レギネ、フィロデンドロン・セローム、ユッカ・ロストラータ、アガベ・アテナータ、コルジリネ・ダーバイダスラー。室内のリビングには、ドラセナ・ナビー、フィカス・アムステルダム、フィカス・アフリカーナ、カシワバゴム、ガジュマル。
植物のイメージは繋がっているけど、外と室内では環境によって変えるなどして、世界観を創っていくのがとても重要です!
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PROFILE
からならの木 BOTANICAL SHOP
1995年から店舗を構える「からならの木」は、地元の人たちや植物好きな人から絶大なる支持を得ている代々木上原の名店。店内いっぱいに広がる植物の温かな空間は、花や緑がもつ自然な美しさを感じられる、植物たちが持つ本来の美しさを引き出すガーデニングやコーディネートを通じて、うるおいのある空間づくりをおこなう。